店の外観
 
長野県上高井郡小布施町中松872-9
026-247-5652
11:30〜14:30 17:30〜19:30
定休日 水曜日と火曜日の夜
石臼挽き自家製粉
P有 禁煙 禁携帯 禁フラッシュ撮影
HP
2007.10.07現在

三昧そば 生粉打ち 三昧そば 変り蕎麦の胡麻切り 三昧そば あら挽
三昧(さんまい)そば (生粉打ち・変り蕎麦の胡麻切り・あら挽) 1400円

群馬県高崎にお店があった時から名店との呼び声が高かった「そば玄 せきざわ」。その「せきざわ」が、2005年12月に小布施に移転したと雑誌で知り、ここなら行けると密かに訪ねる機会を狙っていた。
雑誌「自遊人」の7月号の文中で「ふじおかよりせきざわのほうが美味しい!」とあったので、 これは是非行って確かめなければと訪ねる事にした。今までは最初に食べた蕎麦の印象が薄くなるからと、一日1軒をモットーに蕎麦屋巡りをしていたが、今回だけは同じ日に食べ比べしなければ意味がないと考え、「ふじおか」に予約を入れた日の夜「せきざわ」に行く事にした。
5時30分の開店を待って暖簾をくぐった。期待に胸を膨らませ、興奮気味に入店した為、玄関の待合場所にカメラのフラッシュ禁止の絵が貼ってあったのに気が付かずメニューの写真を撮っていたら注意をされてしまった。
その後はフラッシュを使わずに蕎麦の写真を撮っていたが、それも蕎麦の状態が秒単位で変わってくるので、直ぐに食べてくださいと言われた。そんなこんなで蕎麦の写真は酷いものだ。昼間ならもっと明るいので綺麗な写真が撮れたかもしれないが、当り前と言えば当り前だが蕎麦屋サイドから言えば、写真など撮らずに早く食べて欲しいという事だ。分ってはいるが、言われた通りにしたら蕎麦サイトが成り立たないのでちょっと厳しい。


かけかけ 750円

もり 750円 あら挽き 750円
鴨南 1500円 天もり 1600円
そば衣三昧 2200円


夜の蕎麦会席を予約されている方が何名かみえたせいか、揚げ物は出来ませんと言われたので、私は三昧そばを、相方はかけそばを注文した。三昧そばは生粉打ちと変り蕎麦とあら挽の3品からなり、3枚で普通の2枚分の量でお得だ。変り蕎麦は雑誌では紫蘇そばが出ていたので、紫蘇の苦手な私は一応確認したら、この日は胡麻切りだった。
完璧なタイミングで順序よく出された蕎麦はかなり細切りだが、プチプチした食感で腰もしっかりありノド越しも良かった。相方が食べたかけは、出汁がしっかり効いていて美味しかったそうだ。
この店の玄蕎麦は7割が店主自らが畑で栽培したもので、それを手刈り天日干しにしているとの事。残りの3割も信頼している契約農家から仕入れているそうだ。蕎麦を愛するがゆえに写真なんか撮っていて蕎麦が乾いてしまう様な事をして欲しくないのだと思う。そば畑に近い理想のお店、今度行く時は昼間に写真など撮らずに奥の席でゆったりと美味しい蕎麦に舌鼓を打ってみたいものだ。


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