ざる
 
岐阜県関市本町8丁目27
0575-22-2526
11:30〜16:00(売り切れ終い)
夜は1日1組要予約
定休日 金曜日
石臼挽き自家製粉
P有 禁煙
2008.03.20現在
春のお皿
春のお皿 \800
かけそば
かけ \800
そばがき
そばがき \900

春のお皿は花わさびのしょうゆづけ うるいのおひたし ふきのとうの天ぷらの三種盛り


岐阜県関市の名店、「そばきり 萬屋町 助六」を約8年振りに訪ねた。
以前は町の小さな蕎麦屋といった感じの外観だったが、外に格子が付き、入口の造りもお洒落になっていた。駐車場も確か店の前に2〜3台分しかなかったのが、店の裏手に5〜6台とめられる様になっていた。
店内の配置は大きくは変わっていなかったが、外観と同じ様に以前よりすっきりした内装になっていた。厨房の中は前と変わらず見える様になっていて、細く切り揃えられた蕎麦をコマ板に乗せて重さを量り、一回毎に茹でる姿を見る事が出来る。

店の外観

以前は奥さんと二人で切り盛りをされていたが、今はお弟子さんらしきキビキビした働きぶりの男性がお蕎麦の注文取り等をしていた。3人の息の合った仕事振りが、供されるモノに美しさを与えている様に感じられた。
蕎麦は3種類あり、ツルツルっといきたい人用にざると田舎、それに対してしっかり噛んで食べたい人用にきしめんタイプで幅広の円空なた切りがあるとの事だった。私はノド越し派なので、ざるそばを、相方はかけそばを注文。割と長めに切られた蕎麦は、しなやかな中にも腰の強さが感じられ、ノド越しも良く、以前にも増して洗練されている様に感じた。美味しい蕎麦は見た目も綺麗だが、ここの蕎麦は本当に綺麗だ。

そば湯は昔ながらの茹で汁タイプで、漬け汁を割って飲んでも旨い。酒のおつまみには、「春のお皿」がお薦め。追加で頼んだそばがきは、粗めの蕎麦粉をゆるく仕上げた感じで、ゆで汁を入れた器に浸かって出された。薬味の葱と山葵、そして醤油が付いてきたが、そばの香りも楽しめてGood!
気軽に一枚いっとく〜ってな感じが似合う、町の隠れた名店は健在だった。
以前は昼夜普通に営業していたが、現在夜は一日1組限定(要予約)で蕎麦を食べさせてくれるようだ。
ざるそば 800円 田舎そば 900円 円空なた切り 900円


箸袋
 
岐阜県関市本町8丁目27
TEL:0575-22-2526
営業時間
11:00〜14:30
17:30〜19:30
定休日:金曜
石臼挽き自家製粉
九一
北海道・丸岡町産
玄蕎麦使用
99・12・23現在

店案内

蕎 麦 の 細 道

助 六
すけろく

 

駅前のどこにでもありそうな、町の蕎麦屋といった外観。しかし、これがなかなか侮れない。
作りは小さいながらも清潔感に溢れて気持ちの良いお店。
 
ご主人はとても気さくな方で、蕎麦屋仲間の色々なおもしろい話を聞かせてくれるが、蕎麦に対する拘りは一流のものがある。
 
つなぎが一割のざる蕎麦と田舎蕎麦を食したが、九一蕎麦にしては喉越しがしっかりしているように感じた。つけ汁は、田舎にありながら都会的なすっきりしたものだ。
天ぶらもカラッと揚がっていて美味しかったが、個人的には海老がいなくて淋しかった。
 
遠くてなかなか行くことができないが、近くを通りかかったら、ぜひまた訪れてみたい店だ。


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