奈良の街中にあって、入り口横の木塀に一面に咲いた黄色のモッコウバラが一際印象的な店。いかにも奈良といった他の町屋とは一線を画しており、それでいて周りの町並みとの調和がとれているお洒落な外観。 店内に入るとすぐ目に飛び込んで来るのは、素敵な山野草の数々。その山野草の売り場を通り過ぎて奥に入って行くと、喫茶コーナー。そして、その奥にはオープンガーデン。さすがに古い街だけあって、俗に言う鰻の寝床。間口は狭いのに敷地が奥まで続きます。
この店を訪れるのは今回で2度目。昨年の5月の連休にたまたま見つけたのですが、奥にカフェらしきものが見えたものの、店内はお客さんでごった返していたので、山野草だけ見てそのまま出てきてしまいました。以前、山野草の店に通っていた時期があったので、凝った鉢に植えられた小さな植物が、センスの良いインテリアの中に映えていたのがとても印象的で、次回は必ず訪れたいと思っていた場所でした。生憎、店内は写真を撮らせていただけませんでしたが、今回は平日だったので、お客さんもまばらで、ゆっくりと山野草を眺め、お茶をすることができました。