『まちやガーデン伊賀・色々』
イタリア料理 チッタ、ギャラリーショップ ＤＥＣＯ、メディアボックスＥＮ等からなる、築１００年の元酒屋をリニューアルした伊賀の文化を応援発信するスペースです。
今年の３月に出来たばかりだそうですが、今まで伊賀にどうしてこういう店がなかったのかと思う様な、ある意味待望の店です。
この辺りは私が高校生の時よく通った喫茶店があるので、ホームグランドの様なものです。その頃はまだこの酒屋も営業していましたが、綺麗に直してもらって息を吹き返したようで、店内に入ったとたん嬉しくなってしまいました。

お盆の仏様のお守の合間に訪れたのでゆっくりする時間はあまりなかったのですが、ちょうどカフェタイムに切り替わった時だったのでお茶をしていくことにしました。
戴いたのはジンジャエールとオレンジジュース、そして今日のデザート・３種類の中からロールケーキを選びました。
白いお皿にはロールケーキと一緒に彩の良いスイカ、パイナップル、キウイが添えられていました。見た目も綺麗で、少しの間手を出すのが躊躇された程です。
料理の方はシェフのお父様が漁師なので、その日水揚げした新鮮な魚を直送してもらって食材として使っているそうです。
お肉好きには伊賀牛を使用した特別メニューも用意されているそうです。

1階土間と2階はギャラリーショップＤＥＣＯ。
古くから焼き物の里として長い歴史の中に名を残す伊賀焼。 その技を現代に受け継ぐ作家の作品と全国のガラス工房からセレクトされた、普段づかいの手づくりガラスがコラポレートされています。
伊賀焼も個性的な作品が増え、だんだんらしさがなくなっている中、伊賀焼らしい作品が多く置かれていました。また、ガラスの方はたまたま私たちが伺った時、７名の作家さん達による「アクセサリー展」が開催されていましたが、どれもこれも可愛いくて、女性を連れて行くと喜ばれること間違いないでしょう。
そして、綺麗な中庭を挟んだ奥にはメディアボックスＥＮがあります。ここには伊賀に関連する書籍が数多く取り揃えられていて、その他の情報を検索する為に自由に使えるパソコンが一台設置してあるとの事でした。
こんなコーナーがある所がHPに書かれている『伊賀の食文化・和の文化を伝え、訪れる人の暮らしに花を添える』お店だと感じました。