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2025年10月31日(土)
『2強時代到来か』
10月28日に山梨県甲府市で指された第73期王座戦第5局。先手番の伊藤叡王が97手で勝ち、シリーズ通算3勝2敗でタイトルを奪取しました。 これで伊藤叡王は二冠となり、藤井は七冠から六冠になりました。 将棋の八つのタイトルを同い年の二人の棋士が複数持ち合う事になりました。 24年の棋王戦では当時の伊藤七段が当時の藤井八冠に挑戦も一度も勝てずに敗退しています。 それから1年余りで叡王、王座の二冠を達成した事は凄い成長だと思います。 今後のタイトル戦は、この二人を軸に展開されると予感させます。 愛知県民としては、藤井六冠の復活を願うばかりです。
2025年10月23日(木)
『大義なき選挙』
今回の市議選は田久保市長自身の学歴詐称問題に端を発し、市議会から全会一致で不信任を議決された市長が議会を解散した事に伴うもので、最大の争点は田久保市政を継続させるか否か 実質的な信任選挙です。 即日開票の結果、当選した20人のうち18人は市長に対する不信任決議案に賛成した前職で、このほか新人2人の内1人も不支持を表明している事から市長の失職は不可避な情勢です。 学歴詐称問題が発覚してからの市長の対応を見るに、人を小馬鹿にした様な誠意の無い無責任な人だと思って見ていました。 今度の事も問題が発覚した初期の時点で本当の事を正直に言えば、ここまで問題が拗れる事は無かったと思います。 これは兵庫県の斉藤知事にも言える事ですが。(あちらも無駄な選挙をやりましたね) 一般社会でもそうですが、間違った事やミスをした時に直ぐに正直に話し正しい対応をすれば大抵は上手く纏まる事が多いです。 今回の選挙は「大義なき解散」とも謂われ、市議選の費用には6300万円が市の財源から予算計上されました。 市の規模がそれ程大きく無い伊東市にとって6300万円もの支出は高額です。 そして、2度目の不信任決議案を市長が受ければ、今度は市長の出直し選挙となる訳です。今度は約4000万円程度が見込まれています。 二つ合わせれば約1億円もの無駄使いと言われても仕方ありませんね。 なので、伊東市民は是非とも田久保氏に「市に無駄な支出をさせた」事による損害賠償請求を起こすべきだと思います。
2025年10月18日(土)
『異次元の活躍』
今日18日、リーグ優勝決定シリーズ第4戦が行われドジャースが5ー1でブルワーズを下しチームを2年連続のワールドシリーズに導きました。 大谷翔平投手は「1番・投手」で投打同時出場。投げては7回途中10奪三振2安打無失点、打ってはポストシーズン史上11人目の1試合3本塁打と大暴れでした。 チームメイトのキケ・ヘルナンデス内野手は「MLBネットワーク」のマイクに「大谷は本当にひどく苦しんでいると思っていた。しかし、もう誰もその事について話すことはないと思うけど。今夜、彼は究極のユニコーン技を繰り出した。10奪三振をやって3ホームランを打った。」と話しました。 昨シーズンの50/50を決めた試合でも歴史的な活躍でしたが、リーグ優勝決定戦という大きな試合でブルワーズに引導を渡す活躍に唯一無二の存在を改めて示しました。
2025年10月16日(木)
『王国崩壊』
2025年10月14日、サッカー日本代表がサッカー王国ブラジル相手に14戦目にして歴史的な初勝利をあげ、両チームの歴史に対照的な事実が刻印されました。
前半で2点をリードされたものの、後半に入って52分に南野選手、62分に中村選手、71分に上田選手がネットを揺らし、大逆転で歴史的勝利を飾りました。
日本代表のブラジル撃破は世界各地で驚きを持って伝えられ、複数メディアによるとブラジルが前半で2―0とリードしながら逆転負けを喫したのは111年の長い歴史の中で今回が初めてだそうです。
攻撃陣もさることながらDF鈴木淳之介選手の活躍は目を見張るものがありました。 今の日本は間違いなく「いい守備」が「いい攻撃」につながっていると思わせるいい試合でした。
2025年10月12日(日)
『考えが無さすぎ』
先週末、日本の政治に激震が走りました。「踏まれても蹴られてもついてゆきます下駄の雪」と長い間揶揄されてきた公明党。 斉藤鉄夫代表が10日、自民党の高市早苗総裁と会談し、連立を離脱する方針を伝えました。 26年間続いた自公の協力体制は解消され、日本の政治は新たな局面を迎える事となりました。 高市早苗自民党新総裁が自分の所に就任の挨拶に来るよりも先に国民民主党の玉木代表に秋波を送った事で、「一寸の虫にも五分の魂」の例えではありませんが、蔑ろにされたと感じたんでしょうか。 ちょっと見た感じ自民党の新しい顔ぶれは、麻生副総裁の色が強すぎて傀儡政権と取られても仕方がないかと思います。 麻生さんは公明党を公の場で実名を上げて非難する程、公明党が嫌いです。 又、平和な党を掲げる公明党からすると極右とまでは言いませんが、高市氏は私から見ても立派な右派です。 それに公明党の本音から言うと高市さんの歴史認識は、相容れないものだったんでしょうね。 数の論理からすると烏合の衆と言われても野党から内閣総理大臣を出す事も可能になってきました。 しかしながら国民民主党の玉木代表は総理の目が出てきたら口では総理になる気はあると言いながらも逃げ腰になってきています。すべての政策を国民民主党に準じて合わせるならと連立のハードルを高くしています。 この方、連立政権の意味が分かってないと思います。 兎に角、高市氏は、女性初の総理大臣になりたくてなりふり構わずシャカリキに突き進んで来たけれど、なってからの対応までは考えて無かったと言わざるを得ません。 直ぐにトランプ大統領が日本にやって来ます。今のままでは不味い事になりかねません。 政治空白を避ける為にも、石破茂首相が自民党総裁は辞任しながら首相を継続する総・総分離の可能性を考えた方が良いと考えます。
2025年10月10日(金)
『悪夢』
ドジャースは9日(日本時間10日)、フィリーズとの地区シリーズ第4戦にサヨナラ勝利。シリーズ成績を3勝1敗とし、2年連続での優勝決定シリーズ進出を決めました。 延長11回裏、T.エドマン選手、M.マンシー選手がヒットで出塁すると、満塁の場面で、A.パヘス選手の投ゴロの処理を焦ってカーカリング投手がホームへ悪送球して万事休す、ドジャースのサヨナラ勝ちとなりました。 誰もがカーカリング投手のボーンヘッドに非難の矛先を向けるでしょうが、それは酷と言うものです。 本来ならば多少ゴロの処理を手間取っても、1塁に投げれば十分に間に合った状況でした。 キャッチャーのリアルミュート選手も1塁を指示していましたから、ボールを弾いてパニック状態に陥ったんだと思います。 カーカリング投手は「プレッシャーが掛って、ブライス選手に体を捻ってむ投げるよりも、リアルミュート捕手への方が少し早く投げられると思った。ひどい送球だった」と試合後のインタビューに答えています。 だからといってこの試合だけでシリーズ敗退が決まった訳ではありません。 地元フィラデルフィアで、既に2敗していた事が元凶です。第3戦でフィリーズ自慢の強力打線が目を覚ましたかと思ったのですが、第4戦において上位4人の打者、トレイ・ターナー選手、カイル・シュワーバー選手、ブライス・ハーパー選手、アレック・ボーム選手を合わせて17打数2安打、0打点4三振の実績です。 ピッチャーの本塁送球ミスで勝負が決まった様に思いがちですが、得点を取れなかった攻撃陣の方が一番責任が重いと思います。 カーカリング投手にしてみれば、今後トラウマになるかもしれませんが、悪夢を乗り越えて立ち直ってほしいです。
2025年10月7日(火)
『トレパク』
「ストップ!!ひばりくん!」「すすめ!!パイレーツ」などの作品で1970年代後半〜1980年代の「少年ジャンプ」の隆盛を支えた漫画家、イラストレーターの江口寿史氏の「トレパク」がSNS上で炎上状態になっています。 1980年代からはイラストレーターとしても活躍しており、イラストは時代のトレンドやカルチャーが反映されていて好きでした。 当時から遅筆で有名でしたから漫画家として大成するとは思っていませんでした。どちらかと言えばイラストレーターの方が向いていると考えていました。 今回、江口氏はルミネ荻窪のイベント『中央線文化祭』の告知用ポスターのイラストについて、「インスタに流れてきた完璧に綺麗な横顔を元に描いた」と自身のXで投稿しました。 今回商用利用した事で「肖像権の侵害」に当たるとネット上で騒がれているのは理解できます。 ただ、今回は当事者から直接連絡があり、和解したとの事ですからこれはいいとしても、制作過程に問題があったと考えます。 イラストレーターとしては自分で用意したモデルを使い、構図を決めポージングをさせる。それをイラストして作品として発表する。これが正しい姿だと思います。 他人のふんどしで相撲を取るような真似は駄目です。 彼是10年以上前にネット仲間の方の投稿したオートバイの画像をプロのイラストレーターがトレパクして自身の作品としてオートバイ雑誌に掲載しました。 それを見つけた仲間の方から連絡を受けたご本人が雑誌社に証拠の写真を送り、確認作業を依頼するとイラストレーターの方がトレパクを認め、本人に謝罪の上で筆を折るとの回答でした。 もう何年前から「トレパク」に対する問題は燻っていました。 江口氏のイラストを好きでしたが、自身で考えた構図やポージングではなく、他人が制作したモノを再利用してお手軽&簡単に制作したモノに対価を求めるのは、職業倫理上問題があると思うし、何よりダサいしかっこ悪いと思います。
2025年10月5日(日)
『歴史的勝利』
いよいよ今日から敵地で開幕したフィリーズとの地区シリーズ。 大谷翔平選手は第1戦では「1番・投手兼DH」でポストシーズンにおける『リアル二刀流』を披露しました。 投手としては6イニングを3安打3失点でクオリティースタートを達成、チームが5―3と逆転し、勝ち投手となりました。 指名打者としては5打席に入り、4打数無安打、1四球4三振の成績でした。 佐々木朗希投手は2点リードの9回から登板し、1イニングを1安打無失点、1奪三振に抑えて初セーブを挙げました。
2回の失点に関しては、テオスカー・ヘルナンデス選手の緩慢な動きが無ければ2失点で収まっていた様な気がせんでもないですが、総合的に判断すると自分が絡んだ失点分を3ランホームランでチャラにしただけで、ヘルナンデス選手の守備力は今後の試合におけるウィークポイントになってくるでしょうね。 それにしてもフィリーズが誇るビッグ3、ターナー選手、シュワーバー選手、ハーパー選手らに対して9打数0安打、5奪三振と得点源を完全に制圧した事が勝ちに繋がったと言えるでしょう。
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