冬夏青青  愛知県西尾市吉良町上横須賀宮前133番地  CLOSE 日・月曜日 不定休
OPEN 11:00 〜 17 : 00(ラストオーダー 16 : 00)   Instagram  2019.12.14現在







最近、西尾方面に行く機会がよくあり、たまには蕎麦以外の食事でも楽しもうと偶然ネットで見つけた、ごはんとおやつの店、冬夏青青へ行ってきました。
実は前日の昼過ぎに一度足を運んだのですが、すでに満席で入る事ができませんでした。
この日も私が訪れた昼前はまだ誰もいませんでしたが、その後次から次へとお客さんが増え、あっという間に満席になりました。
まだ6月に開店したばかりという事で、この地方で今最も話題のお店のようです。



床の間に見立てた空間には古箪笥

古い家をカフェや食事処にした店はたくさんありますが、自分の好みの店というのに出会えるチャンスは中々ありません。
手を入れ過ぎていたり、反対にただの田舎の古い家でしかなかったり、店主と施工した会社のセンスが問われます。
そんな中、和風の建物を活かしながらも余白を大事にし、暗い雰囲気にならないよう居心地のいい空間に仕上がっているのが、この冬夏青青です。



本日のごはんはロールキャベツ

ごはんとおやつは数に限りがあるようですが、今日のごはんはロールキャベツ。
コンソメの優しい味付けで、残ったスープもしっかり頂きました。
いつもは食後、別のカフェでデザートをというところですが、今日はせっかくなのでこちらでお菓子とコーヒーも注文しました。
ケイク・オ・フリュイは洋酒の効いたずっしりしたケーキで、とても美味しく大満足でした。
プリンはこくがあり、昔ながらの味といった感じでした。
一緒に頼んだコーヒーもすっきりしていて、どこの豆を使っているのか気になりました。
右の写真の丸いガラス、おもしろいですよね。
私の座った席の目の前にあったのですが、中には何も入っておらず底の部分に小さな穴が。
最初、何なんだろうと不思議に思いましたが、お店の方が上のガラスの中に氷を入れに来て、水琴窟みたいな音がするんですよとさりげなく教えてくれました。
静かに耳を澄ますと、ぽちゃん、ぽちゃんという水音の間に、時折、水琴窟の様な高音の綺麗な音色に聞こえる時がありました。


氷が融けて
水の中へ落ち
時には水琴窟のような音色が・・・

ケイク・オ・フリュイ バニラアイス添え

プリン

奥には和室もあり、色々な客層に対応しているようですが、個人的には、大人数で行っておしゃべりを楽しむというより、静かで贅沢な時間をゆっくり過ごすのにぴったりの店なのではと思いました。
また行きたいと思える店に出会えた偶然に感謝したくなりました。



4人掛けのテーブル席

入口からの風景

ガラスのオブジェが印象的な廊下

入口の長屋門

庭の様子

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