2003年2月、熱海駅を出て直ぐの「平和通り」と「仲見世通り」の間の路地裏に隠れ家的なカフェが誕生しました。熱海駅周辺は昭和レトロな雰囲気が残っていて、最近は若者にも人気があるそうですね。
この日は年末という事で、熱海温泉で年越しを迎える観光客で、この辺り一帯はごった返していました。
1階は満席だったので2階に上がりました。築30年以上の古民家を改装しており、所々に時代の痕跡を残しリノベーションされた空間は懐かしさが感じられます。又、廃材を再利用して作られたテーブルや手作りランプの柔らかな灯り、薄い磨りガラス越しに射し込む光などが、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

想像していたよりは少し狭い空間でしたが、薄布を上から垂らしたり、客同士の視線が合わないように席の配置をしてあったりとゆったりと時間を過ごせる配慮がなされていました。流石、私の好きな「ケンブリッジの森」の藤原氏がプロデュースを担当しただけの事はありますし、ここには拘りの「時」と「珈琲(香り)」があるとCAFE KICHI のオーナーが自慢する意味が解りました。
因みに仲見世通りには姉妹店で、food cafe のKICHI+ があり、しっかりランチを食べたい方にはこちらがオススメです。


静岡県熱海市田原本町5-9
0557-86-0282
13:00〜21:00
水曜休み
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2013.12.30現在
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