蓼科高原の中心地「プール平」の黙坊で、美味しい蕎麦を堪能した後は、以前から一度は訪ねてみたかった北八ヶ岳の白駒の池を目指しました。
走ること約40分、国道沿いに「白駒の池付近渋滞」の立て看板が目に入ったら直ぐに駐車場が表れました。 到着すると駐車する台数も限られていて、入る方向も佐久穂町側から登って来く方に限定されていました。 駐車場の警備員から列の後ろに回る様に指示されました。 しかし、入庫するにも結構な時間が掛かりそうなので一度は諦めようかとも考えたんですが、その時、町が運行させているシャトルバスが通り過ぎるのを見て一旦佐久穂町側に下って行きました。 するとスキー場の駐車場からパーク&ライド方式で、無料バスを運行しているとの話だったのでそれに乗りました。 国道299号線沿いの駐車場から歩いて約15分程度で白駒の池まで行けるので助かりました。 ここ白駒の池は、池に映る紅葉が美しい事と苔の種類が豊富な事で知られています。 広大な原生林の中に、満面に清水をたたえた神秘的な湖で、標高2100m以上の湖としては日本最大の天然湖。 白駒の池周辺は木道が整備されており、回りを樹齢数百年の時を刻んだコメツガ、トウヒ、シラビソの原生林が囲っています。 又、地表はまるで緑の絨毯を敷き詰めた様に苔が一面を覆っています。 おびただしい種類の苔が間近に見られるのもこの池の魅力です。 紅葉の見頃には少しだけ早かった様にも思えますが、紅葉はドンピシャのタイミングで観賞する事はなかなか難しいので、これで満足です。
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