次は洋館です。これは鹿鳴館をデザインした、ジョサイア・コンドルが手掛けた地方に唯一残る作品だそうです。当初、塔の部分は3階建ての予定でしたが、揖斐川の眺めが見える様にと4階建てに変更したそうです。残念ながら、2階までしか見学できないので、揖斐川の眺めを見る事はできませんでしたが、もし当時の人が今の景色を見たら、長良川河口堰に驚いたでしょう。和の庭から垣間見える洋館というのも、なかなか美しいものです。
こういう建物を見るとき、こんな誰も見ないような場所にこんな意匠が凝らしてあるのと驚く事がありますが、それが正に本当の贅沢。この洋館の場合、上の一番右の画像。何だか分かります?縁の下の通気口の蓋です。諸戸家の家紋の違い鷹羽がデザインされています。