2015年6月30日(火)
『前半終了』
今日は6月の晦日です。明日から7月で年の後半、折り返しとなります。天気予報では生憎の雨模様となっていますが、雨も降らない事には生活飲料や農作物の生育にも影響が出て来るので致しかたない所ですね。さて、これから盛夏の時期を迎える訳ですが、皆さんは熱中症対策はどうなさっていますか? 私はお昼休みや休憩で事務所に居る時は、もっぱら持参した水筒に入れて来たお茶で水分補給をしています。でもって、水筒の洗い方って難しいですよね? 毎日帰って来てから軽く水洗いをして済ませています。でも、水筒の中を覗いて見ると茶渋が着いていて余り綺麗な感じはしません。水筒は本来、保温や保冷の為に口が狭く作られているので、手が入らず、ゴシゴシ擦る事が出来ません。そんな訳で、なるべく手間を掛けずに簡単に水筒に付いた茶渋や臭いなどの汚れを洗う方法を探してみました。
先ず最初に一番効き目のあるのが、酸素系漂白剤を使う方法です。この酸素系漂白剤は花王が販売している「キッチンハイター 粉末酸素系」が代表的なモノです。台所用品の漂白・除菌・消臭用の製品でありながら塩素系のように臭いがきつくないのが特徴です。(酸素系で塩素系と間違わないで下さい)
酸素系漂白剤を使った水筒の洗い方。 1. 酸素系漂白剤をぬるま湯に溶かす。2. それを水筒に入れて30分ほど置く。3. 酸素系漂白剤を捨て水道水でよく洗う。
*注ぎ口・中栓・ゴムパッキン等に、擦っても取れない汚れやヌメリがある場合も、この酸素系漂白剤に浸けておくとスッキリ落ちます。※ステンレス以外の金属製の水筒には使えませんので注意して下さい。でも、口に入れるモノを入れる容器だからなるべく薬品類は使いたくないと云う人には、卵の殻なんかはどうでしょう。そんな方は「たまごの殻」と「レモン汁」を用意して下さい。
卵の殻を使った水筒の洗い方。 1. 卵の殻を細かく潰す。2. 細かくした卵の殻とレモン汁少々を水筒に入れる。3. 水筒に蓋をして何度もシェイクする。4. 卵の殻を出し、水洗いをする。
こうすると汚れと一緒に臭いも取れていきます。流石に酸素系漂白剤ほどは落ちませんが、ヌメリは結構落ちるようです。
最後にメラミンスポンジ(激落ち)を使った洗い方。メラミンスポンジとは水だけで落ちるという真っ白のスポンジで、いまは100均などでも売られています。
1. メラミンスポンジを小さくちぎる。2. ちぎったメラミンスポンジと水を少し水筒に入れる。
3. 水筒を何度も上下にシェイクする。4. 取り出して水洗いする。
水筒の汚れや臭いの気になる方は、一度お試しあれ

2015年6月29日(月)
『1点差勝ち』
女子W杯・カナダ大会で、なでしこジャパンは1次リーグ初戦からこれで5試合連続の1点差勝ちを収めてます。1大会で5試合の1点差勝利はW杯史上で初めての事です。
サッカーの試合において1点差と云うのは勝ち切れば自信に繋がりますが、同点にされた場合に相手チームが勢いづき、そのまま逆転されることがままあります。そういった事も含めてなでしこジャパンは勝負強いと思います。準決勝で対戦するイングランドも準々決勝のカナダ戦を含めて今大会は1点差勝ちが日本に次いで4試合と接戦を勝ち上がってきています。次戦も僅少の厳しい戦いが予想されます。
それにしてもなでしこは、大会5試合、全7得点を異なる選手が決めています。宮間選手、鮫島選手、菅沢選手、大儀見選手、有吉選手、阪口選手、岩渕選手、これってある意味凄いです。普通はエースストライカーと呼ばれるFWの選手が得点を決めるパターンが多いです。なので、その選手に厳しいマークが付いた場合には得点を決められずに苦戦する事が多いです。しかし、今回のなでしこのようにFW、MF、DFと色んなポジションの選手がまんべんなく得点を決められる事は、ひとつの武器になると思います。ここまで来たのなら、絶対に決勝戦まで進んで欲しいです。

2015年6月28日(日)
『マナドーナ降臨』
女子W杯・カナダ大会準々決勝で、なでしこジャパンはオーストラリアに1-0と勝利し、2大会連続でのベスト4進出を決めました。1-0とは云え、終わってみれば試合の展開、内容を考えてもなでしこの勝利が妥当だと思います。
前日の公式会見の場で『我々はオランダではない』と自信を示していたスタイチッチ監督ですが『良いチームの方が勝つのは明らかだった。前半20分までは互角の展開だったが、90分間を通して日本の方がはるかに落ち着いて試合をコントロールしていた」と敗戦の弁を語りました。
この日の会場となったエドモントンは、ここ数日間で気温が激しく上昇し、史上最高気温になるとの予報もあり、強い日差しの差し込むピッチでは激しい消耗戦になる事が予想されました。
そんな中、オーストラリアが立ち上がりからプレッシャーを掛けて来ると思っていましたが、予想に反してプレッシャーが意外に弱かったですね。90分間でのゲームプランではなく、120分(延長戦も含む)も考えていたんでしょう。でも、それ以上に助かったのは球際でのマークが緩かった事です。お陰で大儀見選手もポストプレーから何度も好機を演出しました。これだけ緩い守備で、オーストラリアはよくブラジルに勝ったと思ったほどです。
なでしこジャパンがポゼッション率は約60%と試合をコントロールしている割に最後のゴールマウスを破れず、前半は0−0のスコアで折り返しました。
後半に入っても押し気味に試合を進めていましたが、なかなか最後の砦を崩せずにいた所、後半27分にFW大野選手との交代でピッチに入ったFW岩渕選手が、延長戦も視野に入ってきた42分にゴール前の混戦から値千金のシュートを決め、チームを前回のドイツ大会に続くベスト4へと導きました。
17日の日記で『岩渕選手の復帰は光明といえます。彼女が大会のラッキーガールに大化けすれば、なでしこの連覇も夢ではないでしょう。』と書いた事が現実味を帯びて来ました。
才能溢れるプレーぶりからアルゼンチンの伝説の天才「マラドーナ」に因み「マナドーナ」という愛称も持つ岩渕真奈選手。次代のなでしこを担うニューヒロインが、なでしこ連覇の鍵を握る存在となるでしょう。次なる戦いは、7月2日エドモントンでのイングランド戦です。

2015年6月27日(土)
『壮絶な試合』
今日は休みで女子W杯を早朝からライブで観ていました。延長・PK戦まで縺れ込んだドイツVSフランスの試合は凄かったですね。まさに世界の頂点を目指すと云うのはこの事なんだ手に汗握りました。
それに比べるともう一方のアメリカVS中国戦は、今イチ迫力に欠けましたね。
1次リーグではグループトップの勝ち点7をゲットしたアメリカですが、圧倒的な強さを誇っていた頃とはレベルダウンしていました。絶対的なエース、日本でもお馴染みのワンバック選手も35歳と年齢を重ね、全盛期の様な働きを期待するのは無理の様ですし、快速のモーガン選手も怪我から復帰したばかりで動きや周囲の選手とのコンビネーションが上手くいっていません。まぁ、この辺りの心配は、なでしこの澤選手にも云える事なんですけれど。
90年代にアジアで無敵を誇った中国チームなら1−0の試合結果も頷けますが、今日の中国選手には迫力や勝負に賭ける貪欲さが見てとれませんでした。特にGKの選手、なかなかの美形でしたがファンデーションを塗って顔が白浮きしている上にアイラインもバッチリと、何だかサッカー選手に見えませんでした。中国が裕福になった証拠なんでしょうが、替わりにハングリー精神を忘れ去った感じがしました。
明日のオーストラリア戦に勝てば、なでしこもベスト4に進出です。兎に角、自分たちよりもランキング上位のチームと当たるのは決勝戦まで無いといった楽な組み合わせに恵まれたのはラッキーです。運も実力の内と云われるので、これを逃す手はありません。あと3試合、どんな形でもいいですから勝って連覇を達成して下さい。

2015年6月26日(金)
『女性版バルセロナ』
女子W杯・カナダ大会はベスト8が出揃いました。決勝トーナメント1回戦8試合の内、FIFAランキングで下位の国が上位の国を負かしたのは、ブラジル対オーストラリアの1試合のみで、それ以外はFIFAランキングが上位の国が勝ち上がり、概ね順当な結果となっています。
FIFAの公式サイトでは、各試合のスタッツを集計して、ベスト8進出国の計4試合の戦いぶりを総括しています。その中から日本とオーストラリアについて抜粋してみると色んな事が見えてきます。
先ず、ポゼッション率をみてみるとオーストラリアは8カ国中最下位の47.8%となっています。次にシュート数のデータでは、オーストラリアがシュート数、枠内シュート数共に最下位に沈んでいます。ここから読み取れる事はボール支配を相手に譲り、数少ないシュートチャンスをものにして勝ち上がってきた事が分かります。ここから判断するとなでしこジャパンはポゼッション率を高めて、流れるようなパスワークでオーストラリアの守備を崩し切るか事が、最良の策と云えるでしょう。
そして、なでしこがオランダ戦で見せたサッカーに対して元・米国代表DFで代表201試合出場の経験を持つケイト・マークグラフさんがアメリカメディアに「今大会で最も美しいサッカー」と最大級の賛辞を贈りました。又、元・米国代表MFで代表通算271試合出場45得点という記録を誇るジュリー・フォーディーさんは「彼女たちは可憐なサッカーを見せている」と解説しました。
女性版バルセロナと称され、11年ドイツ大会を制覇した前回大会覇者の魅力溢れるサッカーはアメリカでも話題を呼んでいます。

2015年6月25日(木)
『120km/h時代』
連日のサッカー日記に辟易とされている方も多いかと思いますが、今日はまるっきり違う内容の日記を書きます。とは云え、この地方に住む方々には多少関係のある話です。
今年3月末に開通予定だった新東名高速の愛知県区間、浜松いなさJCTと豊田東JCT、想定外の要因で思わぬ延期となっていますが、今年度末までには開通する見込みとなっています。これに伴い新東名の制限速度を現行の100km/hから120km/hに引き上げようという議論が出て来ている様です。
変更対象となっている区間は静岡県内。静岡県としては時短による首都圏からの流入効果により観光収入も増える事への期待感を持っている様です。しかし、一方では事故増加への懸念も有り、簡単に結論は出せない模様。監督官庁でもある警察庁でも現在は慎重な姿勢で、来年の3月の開通までに国交省や有識者を交えて調査・検討を行いその是非を判断を下すようです。
元々、新東名高速は東名高速の渋滞緩和を目的として計画されたもので、設計当初から140km/h走行を想定していたのは有名な話です。安全に超高速走行を実現するために勾配や曲率も非常に緩やかに設定され、舗装のアスファルト自体も新しく高性能なモノを使用しています。なので高速道路としてのクオリティは、ドイツのアウトバーンにも匹敵すると云っても良い位です。
そこで問題になってくるのは事故なんです。以前、警察庁が実施した「規制速度決定の在り方に関する調査研究検討委員会」の報告に依れば、速度が100km/hを上回ると事故率が増加し、速度差が40km/hを超えると事故発生確率が上昇する事。また、利用者の意識調査の結果、約70%が「最高速度100km/hのままでいい」と回答している事てす。こう云った事を考慮すると、120km/hへの測度引き上げには、更なる検証が必要と云わざるを得ないでしょう。
では、他国の場合はどうなんでしょう。ドイツのアウトバーンは130km/hと無制限区間があります、イタリアやフランスでも130km/h、その他の国も120km/h程度の測度が多いみたいです。
そうやって考えてみると120km/hはそれ程法外な速度設定ではないように思われます。
でも、私の一番の心配は運転マナーの問題。特に自己責任が徹底した欧州諸国では運転技量の高さもさる事ながらマナーも徹底しています。例えば、追い越し車線をノロノロと初心者マークを付けた車が走り続けている事など有り得ませんし、速度の出ない大型貨物車が道を譲らないなんて事もありません。高速道路を移動や輸送の手段として、全てのドライバーが極めて効率的かつ合理的に利用しているイメージを持っています。制限速度の変更については、高速道路の構造や機能面だけにスポットを当てずに、交通マナーやリスク知覚、事故渋滞等への対応も含めて、ドライバーへの交通教育にもっと力を注いでからでも遅くは無いと私は思います。

2015年6月24日(水)
『ベスト8』
いゃ〜結果は既に知ってはいるんですが、改めて試合を見ると終盤はハラハラドキドキでしたね。
サッカー女子W杯・カナダ大会で、なでしこジャパンは決勝トーナメント1回戦でオランダに2対1で勝ち、2大会連続のベスト8進出を決めました。
負ければノックアウトダウンのトーナメント戦となれば、やはり試合経験豊富なベテラン選手を起用するのが勝負事の定石だと思います。この試合、先発のFWには、エースの大儀見選手と、他の選手との連係が巧みな大野選手を起用する等、前の試合から6人を入れ替えて臨みました。
前半10分、大儀見選手のヘッドがクロスバーを直撃、そのこぼれ球を有吉選手が押し込んで先制点をゲットしました。前半は1−0のまま終了。後半に入り75分にCKからあわや失点というシーンを迎えましたが、守備陣がしっかりと守り切りました。ピンチの後はチャンスとばかりに78分、鮮やかな連係から阪口選手が左足を思いっ切り振り抜きミドルシュートを沈めて、待望の追加点を挙げました。80分にはレジェンド・澤選手を送り出し試合の逃げ切りを図ったもののアディショナルタイムにGK海堀選手のキャッチミスからオランダに1点を返されました。その後もオランダの攻撃を受けて最後は薄氷を踏む思いとなりましたが、2対1で逃げ切り、2大会連続3回目のベスト8進出を決めました。
次はベスト4進出を懸けてオーストラリアとの対戦です。日本との対戦成績は過去21試合で日本の9勝5敗7引き分けで、最近ではW杯出場をかけた去年5月のアジアカップで、1次リーグでは2対2で引き分け、決勝で再び対戦した際にはディフェンダーの岩清水選手のゴールで日本が1対0で勝っています。試合後のインタビューに応えたキャプテンの宮間選手は準々決勝に向けて「お互いに知り尽くしてる相手だから気持ちが強いほうが勝つと思うので、その部分では絶対に負けない。いい準備をしたいと思います」と決意を示しました。

2015年6月23日(火)
『ベスト8』
昨日はサッカー女子W杯・カナダ大会の決勝トーナメントの一回戦が何故か3試合行なわれ、カナダ、フランス、オーストラリアがベスト8進出を決めました。オーストラリアがW杯で過去2度対戦して勝利を挙げられなかったブラジルを相手に、三度目の正直で勝利し、ベスト8入りを決めました。また、世界ランク3位のフランスは、同18位の韓国に3対0と快勝し、ドイツの待つ準々決勝へと駒を進めました。そして、地元の大応援をバックにしたカナダは、52分のベランガー選手の決勝点でスイスを1対0と下してベスト8に進出。こんなサプライズな結果は想定して無かったです。
これで、私の予想したベスト8から早くも、カメルーンとブラジルの2チームが脱落しました。
なでしこはオランダとの試合を乗り越えれれば、対戦相手に恵まれて決勝戦まで行ける確率が相当高いと思うので、ここで躓かない様に応援しましょう!

2015年6月22日(月)
『夏至』
今年の夏至は今日6月22日です。夏至とは1年を24等分した「二十四節気」のひとつで、黄道上において太陽の中心が「夏至点」を通過する日を意味します。この日が日本を含む北半球において、2015年で最も太陽が出ている昼間の時間が長く、反対に夜間の時間が短い日となります。
仕事帰りに「あれ?まだ明るい」と思ったら、その日が夏至かもしれませんね。
因みに愛知県(名古屋市)の日の出と日の入りの時間は午前4時38分、午後7時10分です。
さて、これからいよいよ夏本場となります。1年で最も日が長い「夏至」の「至」について少しだけ。
先ずは「至る」という漢字を逆さにしてみて下さい。 これは、先の尖った1本の矢が、 地面に突き刺さっている様子。「一」は地面、その下のカタカナの「ム」が 矢の先端に見えませんか。 この字は、まさに、矢がその地点に到達した事を示し、「いたる」「ゆきつく」という意味を表しているのです。又、矢が至り極まる所から 「きわまる」「このうえない」という意味も 持つようになりました。
いにしえの人々にとって、命を育む太陽は特別な存在であり、 神として崇められ信仰の対象となってきました。そんな太陽の聖なる力が最も高まるのが「夏に至る」と書く「夏至」の日なんですね。
北の最果て、ヨーロッパの北側、フィンランドやスウェーデンやノルウェーといった北欧では夏至は特別な日なんです。北欧は緯度の関係でもともと日照時間が短い地域です。なので一年で最も日照時間が長い夏至はとてもありがたい特別な日になるのです。この日は夏至祭りが開催され、国によっては祝日となります。

2015年6月21日(日)
『いよいよ決勝トーナメント』
サッカー女子W杯・カナダ大会は2日間の休養日を挟み、今日から再開1回戦2試合が行われました。先ず、2大会ぶりの優勝を狙うドイツはFWのシャシッチ選手が2得点するなど、攻撃陣が力を発揮しスウェーデンに4−1で快勝しました。もうひとつの中国対カメルーン戦は、前半に1点を先制した中国がリードを守り切り1−0で勝ち、自国開催だった2007年大会以来、2大会ぶりのベスト8進出を決めました。アフリカ勢で唯一残っていたカメルーンが敗れた為、アフリカ勢はすべて大会から去りました。
さて、連覇を狙うなでしこジャパンはバンクーバー市内で日本時間24日の決勝トーナメント1回戦のオランダ戦に向けて練習を行ないました。この2日間は少ないタッチでテンポ良くパスを回す練習などに時間を割き、佐々木監督は「選手も重要さを感じてくれ、流れの中で展開も良くなってきた」と攻撃面での手応えを口にしたそうです。
FIFAランク12位のオランダとは過去2度対戦し、いずれも勝利していますが油断は禁物です。
オランダの3トップには、1次リーグで引き分けたカナダのFWクリスティン・シンクレア選手も警戒していました。特にミーデマ選手は欧州予選14試合で16得点を叩き出した1メートル75の大型センターFW。足のケガの影響で今大会はまだ無得点ですが「女ファンバステン」と評価されています。この選手、先日のエクアドル戦で存在感を見せつけたFW岩渕真奈選手とバイエルン・ミュンヘンで、同僚なので長所や短所の情報は全てなでしこにフィードバックされている筈です。こういった情報は短期決戦では貴重です。そして、もうひとつ有利な点があります。なでしこジャパンはバンクーバー会場の人工芝を体験済みな事です。ボールの跳ねや滑り具合が分かっているだけでも違ってきますからね。

2015年6月20日(土)
『なんとか逃げ切り』
今シーズンのサッカーJ1は2ステージ制に移行していたんですね。J1第1ステージ第16節が今日行なわれ、首位の浦和が、アウェーで12位の神戸と対戦しました。
前半27分、MF梅崎選手のゴールで先制すると、後半途中に宇賀神選手が退場で10人となったものの、失点1をでしのぎ神戸と1−1で引き分けました。これにより開幕から16戦無敗(11勝5分け)とJ1記録を更新し、勝ち点を38とし、第1ステージの優勝を決めました。
それにしても、後半30分に宇賀神選手に2枚目のイエローカードが出されて退場となり、ピッチ上の人数が10人となって逃げ切りを図ってゴール前に守備を固めたのに、後半39分にFW渡辺選手にゴールを許して1−1と追いつかれた時は、昨シーズンの終盤の悪夢が蘇ったんではないでしょうか。
それでも何とか神戸の猛攻を凌ぎきっての引き分けに持ち込み、成長の後が窺えるようでした。
因みに無敗での優勝はJ1史上初の快挙です。でも、2ステージでは、後塵を拝した他のチームが目の色を変えて向って来るだけに、本当のチカラを試されるのはこれからでしょう。

2015年6月19日(金)
『書画骨董』
今日は2ヶ月ぶりの定期検診で朝一番から病院に行って来ました。検査結果は良好と云うか、あまり変化も無く推移していて、今の調子で行きましょうという事で、次回検診は3ヶ月先になりました。
さて、トップ画像は、生誕三百年・同い年の天才絵師「若冲と蕪村」のパンフの一部です。
以前、この日記で観賞に行きたいと書いてあったのを覚えていた方から頂きました。あと2週間もすれば開催されます。一般的に伊藤若冲や与謝蕪村の作品は、書画骨董・古美術品と呼ばれています。
昔は骨董と云うとお年寄りの趣味と捉えられがちでしたが、最近では若い人の中でも徐々に広がりを見せつつあります。そう云えば今日19日は吾目堂か主催する「京都大アンティークフェアの初日でしたね。骨董にどっぷりと嵌っていた頃は、毎回京都まで出掛けて行って、お宝品は無いかと会場内を眼を皿の様にして彷徨ったものです。最近では西洋アンティークの業者が幅を利かせているそうです。
たまには覗いてみたいものですね。

2015年6月18日(木)
『次はオランダ』
サッカーの女子W杯・カナダ大会、グループリーグ第3節の残り4試合が行われ、決勝トーナメントに進出する16チームが決定しました。これにより1次リーグC組を首位で通過したなでしこジャパンは決勝トーナメント1回戦で、A組3位のオランダと対戦する事が決まりました。
又、アジア勢は日本をはじめ各組で2位になった中国、オーストラリア、韓国の4カ国が決勝トーナメントに進出を決めました。昨年のW杯ブラジル大会で男子はアジア全体で1勝も出来なかったのとは対照的な躍進振りです。
決勝トーナメント、1回戦のその他の組み合わせは、中国VSカメルーン、米国VSコロンビア、ドイツVSスウェーデン、フランスVS韓国、ブラジルVSオーストラリア、ノルウェーVSイングランド、カナダVSスイスとなりました。私の予想では、ベスト8に勝ち残るのは、カメルーン、米国、ドイツ、フランス、ブラジル、イングランド、カナダになでしこだと思います。
次の準々決勝ではFIFAランク7位のブラジルと対戦になる事が濃厚で、準決勝は開催国で勢いに乗るカナダの可能性が高いような気がします。
あとは、机上の空論、捕らぬ狸の皮算用にならないように応援するだけです。

2015年6月17日(水)
『消化不良気味』
W杯・カナダ大会、グループリーグ第3節の4試合が行われ、すでに2連勝で決勝トーナメント進出を決めていた日本代表・なでしこジャパンがエクアドルに1−0で勝ちました。この結果、なでしこは目標としていたグループ首位通過を確定させました。同時進行で行われているスイス−カメルーン戦はカメルーンが2−1で勝利、最終的にC組は1位日本、2位カメルーン、3位スイス、4位エクアドルとなりました。
それにしても、昨晩のサムライ・ジャパン対シンガポール戦の再放送を見せられているような気分でした。ボールポゼッションはなでしこジャパンが66%、シュートは20本(枠内8本)、エクアドルは3本(枠内2本)これだけをみても、1得点というのは納得いきません。最低でも3〜4点は取れた筈です。
佐々木監督はこの日、前回のカメルーン戦からスタメン7人を入れ替えました。試合前の記者会見で明言通り、GK福元選手を先発起用。GK登録3人のローテーションという異例の方策に加え、1次リーグ3試合で23人全員をピッチに送り出しました。そして、「この大会にピッチの中に触れて、次の決勝Tについては大会の雰囲気も慣れた。層が厚くなってきた」と収穫として挙げ、終盤に出場した岩渕選手について、こう触れました。「隠しておくのも手だったが、一度はピッチに立つて慣れる事が重要」と考えたようです。確かに初めてのW杯で、いきなり重要な局面で送り出されるよりも、少し位は楽な場面で雰囲気に慣れておくのはイイ事だと思います。約10分間という短い時間でしたが、岩渕選手とコンビを組んだ大儀見選手は、こう言って彼女の復帰を歓迎したそうです。「動き出しも早いし、次にどこにいればいいかもわかっているので、こっちも1タッチで入れられる。(2人のワンツーについて)あそこでドリブルがあるから、自分も相手の最終ラインと駆け引きして裏に抜けたり、絡むことができる。ああいう崩しはいままでなかったので、1つの攻撃の形になると思う」初戦のスイス戦の途中で安藤選手が負傷して以降は大儀見選手と菅澤選手が2トップを組んできましたが、プレーエリアが被るシーンも少なくなく、なかなかいい形が出来なかっただけに、岩渕選手の復帰は光明といえます。
彼女が大会のラッキーガールに大化けすれば、なでしこの連覇も夢ではないでしょう。
このあと1次リーグ戦4試合を残していますが、ここまでの成績を見てみると、ドイツが絶好調で米国、フランス、スウェーデン、イングランド等のランキング上位チームが、揃って今イチに感じられます。ただしこれらのチームでは、最初から決勝トーナメントに照準を合わせベストに持っていく事を考えているかも知れないので侮ってはいけません。

2015年6月16日(火)
『スコアレス・ドロー』
天気予報では朝方だけ少し雨が降って午後からは曇りとなっていたのに逆でしたね。午後からの仕事中、にわか雨かと思って合羽を我慢していたらと結構な降りで、しっかりと濡れてしまいました。
さて、W杯・ロシア大会へのチャレンジが、いよいよ今日から始まりました。FIFAランキングは日本が52位、シンガポールは154位とランキングからしても絶対的に負けられない試合です。
しかし、結果は0−0のスコアレス・ドローに終わりました。ハリルホジッチ監督は試合後は茫然自失の表情でしたね。そして、インタビューでは「私のサッカー人生でこのような状況に陥ったことがないので、少し説明するのは難しい。本当に、こんなにチャンスを作り続けたんですが。選手は勝つために全てを出してくれました。得点が一つ足りなかっただけです。得点が入れば全く違う状況になったと思います。ちょっと辛い状況ですが、全然下を向く必要はないし、がっかりする必要はないと思います。シンガポールで絶対に勝とうと思います。」と語りました。
試合を見ていて感じた事は、「背番号10」の不振です。かつてザッケローニ時代に本田選手と併せてWエースと評されていた事があった香川選手も、アギーレ前体制やハリルホジッチ政権下では「10番」に相応しい活躍を見せてはいません。今日の試合でも一番最初に切った交代カードには、香川選手の背番号が書かれていました。以前の輝きはどこに消えてしまったんでしょうね。 今晩のシンガポール戦に限らず、今回のアジア2次予選を通して香川選手は「背番号10」の威厳を示せるのだろうか。「早熟の天才」で終わってしまうのか、それとも本田選手から「エース」の称号を奪うのか、香川選手にとっては今回のアジア予選は、そうしたジャッジが下される試練の場でもあります。明日は気分を変えて、なでしこの応援です。 

2015年6月15日(月)
『アジア2次予選』
今日は梅雨の合間の晴天で、とても暑かったですね。でも明日にはまた、梅雨空に舞い戻るんですよ。さて、なでしこの第3戦は17日となっていますが、サムライ・ジャパンは、明日16日の午後7時半から埼玉スタジアムで、W杯・ロシア大会アジア2次予選E組初戦でシンガポールと対戦します。
FIFAランキングは日本が52位、シンガポールは154位と日本が絶対的に負けられない相手です。過去の対戦成績は日本の20勝1分け3敗となっています。ノンアル片手に、余裕の気持ちで観戦したいですね。

2015年6月14日(日)
『大番狂わせ』
女子W杯のグループFの1次リーグで、世界ランク28位のコロンビアが世界ランク3位のフランスを2-0で破る大番狂わせを演じて歴史的な白星を挙げました。
前回覇者の日本に続き、2連勝でベスト16進出を決めたいと意気込んでいたフランス。90分間を通して試合を支配していました。ポゼッションはフランスが60%でコロンビアが40%。シュート本数に限っては「21-3」という圧倒的なシュート数です。
まるで、昨日のなでしこジャパン対カメルーン戦の「4-20」の様な試合内容ですね。まぁ、なでしこの場合はこれでも何とか勝てたので良かったですが、フランスはチャンスに決めきれなかったのに対してコロンビアは枠内シュート2本で2ゴールと効率が良いと云うか、数少ないチャンスを確実にゴールに結びつけました。
この結果、コロンビアは合計勝ち点4でグループFの首位に浮上し、同3でイングランドとフランス、同1でメキシコが続いています。なかなかの混戦ぶりに、どこのチームが決勝トーナメントに勝ち抜けれるか楽しみです。
余談ですが試合を観戦していて、ふと気になったのが「レフリーボードの形状」です。選手交代の時やアディショナルタイムの表示をするアレです。以前は長方形型をしていたと思うのですが、今回見たのは「時計型」をしていたんです。よく見ると下方の1/5程度がカットされていて、「HUBLOT」とスポンサー名が入っています。ちょっと調べてみるとスイス時計の革命児と呼ばれる「ウブロ」が2010年のW杯・南アフリカ大会からオフィシャルタイムキーパーを務めていて、昨年のW杯・ブラジル大会から、あの「時計型」に替わっていたんですね。腕時計でも、100万円以上する高級品なので、アレはいったい幾ら位するんでしょうね。(爆)

2015年6月13日(土)
『勝つには勝ったけれど・・・』
女子W杯のグループCの1次リーグ第2戦、日本対カメルーン戦が、カナダ・バンクーバーのBCプレイススタジアムで行われました。日本はスイス戦から5人のメンバーを入れ替えて試合に臨みました。前半はサイド攻撃を重視した戦略が的中し、17分までに2点を奪って快勝かと思いながら試合を観戦していました。しかし、簡単に勝たせてくれるほどカメルーンも甘いチームでは無かったです。
特に試合後半は身体能力に勝るアフリカ勢の個のチカラで前線にボールを持ち込み、日本は我慢の時間帯が続きました。後半45分。遂にエンガナムイ選手のスルーパスに反応し左サイドを走りこんできたヌシュット選手にゴールを許し1点差のまま4分のロスタイムに突入、最後の最後まで苦しみましたが粘り強い全員サッカーで辛くも2−1で逃げ切りました。
これで勝ち点の合計を「6」としてグループ2位以内が確定、決勝トーナメント進出を決めました。
後は次のエクアドル戦にも勝利し3連勝でのトップ通過を決めて欲しいです。そうすれば、ドイツやアメリカ、フランス等の強豪国との対戦が避けられるヤマに入れますからね。

2015年6月12日(金)
『まるで蒸し風呂』
今日の天気予報では、午前9時位まで雨が降り、それ以降は曇り空だったと記憶しているんですが、想定外の暑さでした。降雨量は1ミリ程度の筈でしたが、それよりも強い降りで合羽を着ていても雨が染みてきました。合羽は安物なので内側はメッシュ構造になっていても大して機能を果たさず内側はサウナ状態になります。こうなると着ている服は汗と雨でずぶ濡れになり、合羽を着ていても着ていなくても一緒です。流石に汗まみれの服のままでは気持ちが悪いので、ロッカーに置いてある服に着替えて仕事をしましたが、午後からは太陽が顔を出し、午前中に降った雨が水蒸気に姿を替えて体に纏わりついて来ました。仕事が終わった頃には着替えた服も汗まみれになってました。気分はまるで蒸し風呂の中に居たみたいでした。

2015年6月11日(木)
『のき山学校』
先日のお休みは北設楽郡東栄町に在る、木造の廃校舎を活用した「のき山学校」に行って来ました。
場所は「とうえい温泉」から奥に5分程行った坂の上です。「遊休建物を活用した交流モデル事業」のひとつとして国から町が委託された運営事業です。町は「都市部と山間地の交流拠点」と位置付けて「のき山学校」を整備し、カフェや図書室も設けています。
この日はご近所の集落のご婦人たちが「東栄町地域おこし協力隊」のスタッフと石窯を使ってのピザ作り体験をされていました。カフェで珈琲を頂いている時に、試作品ですがよかったらとブルーベリーと生クリームをトッピングしたピザをお裾分けで頂きました。
モッチリとした食感にブルーベリーの酸味と生クリームの甘さが程良くマッチングしていて美味しかったです。将来的にはメニューに加わるかも知れませんね。
そう云えば、最近はピザばかり食べていて蕎麦喰ってねぇな〜!
確かGWに「わくり」で食べて以来、蕎麦にはお目にかかっていませんでした。(汗)
帰り道、なにげに頭に浮かんだ事が、最近私の休日くらいしか雨が降ってない事実。ちょっと気になって宇連ダムに立ち寄ってみました。覗き込んだらダムの水位が結構下だったのでネットで調べてみたら、なんと貯水率は55%。気象庁の長期予報では今年の梅雨はカラ梅雨との事なので、この前のような水不足にならないか心配です。

2015年6月10日(水)
『月に叢雲、花に風』
昨日行なわれたW杯・カナダ大会の日本対スイスの一戦、前半26分に安藤選手が体を張ったプレイで取ったPKでの1点を守り切り勝ち点3を得ましたが、払った代償が大き過ぎます。
大儀見選手が巧みなポストプレーから反転し、相手DFラインとGKのスペースにパスを送りました。完璧なタイミングで飛び出した安藤選手は、右足でループシュートを放った直後、相手GKタルマン選手と交錯、そして左足首を抑えながら悶絶しました。主審はシュートに遅れて反応し、安藤選手に突進したタルマン選手に警告を与え、日本のPKとなりました。スローVTRで見ると確かにタルマン選手の足が安藤選手のみぞおちに入っているのは分かりますが、足には行って無かったので不思議に思っていましたが、安藤選手の着地時に負傷した模様です。
この件で日本サッカー協会が今日、日本女子代表MF安藤梢選手が、左足腓骨外果骨折の為、FIFA女子W杯・カナダ大会から離脱する事を発表しました。
今年に入ってから好調をキープしていた安藤選手、5月14日に開催された女子チャンピオンズリーグの決勝戦で、安藤選手が所属する1.FFCフランクフルトはパリ・サンジェルマン・レディースと対戦して2-1で勝利し欧州制覇を達成しました。そして、W杯連覇と云う偉業に向かってスタートを切った試合で負傷するなんて、やはり人生は月に叢雲、花に風ですね。
今年の春先だったと思いますが、あるインタビューに答えて『私も32歳、4年後は今の澤選手同じ年齢になります。その時に代表に選ばれている姿は想像出来ません。多分、今回が最後のW杯になると思います。だからチームの優勝は勿論ですが、個人的にも悔いの残らないゲームをして、泥臭くてもいいからいゴールを決めたい』と発言していたような気がします。さぞや残念で無念でしょう。

2015年6月9日(火)
『W杯連覇に向けて』
今日、なでしこジャパンのW杯連覇に向けたカナダ大会がスタートします。日本女子サッカーが最も輝いたあの日から、早いものでもう4年の月日が経ちました。それ以前の苦境に立たされていた環境が一変し、時のシンデレラガールとしてモテ囃された事も、既に過去の事となっています。
女子サッカーを取り巻く環境は改善されたとは云え、サッカーオンリーの生活を出来るだけにはなっていません。ここで再び結果を出す事が、どれだけ大事なのかは選手達が一番知っています。結果を出し続ける事が環境を向上&持続させるのです。
4年の間に世界の女子サッカーは格段の進歩を遂げました。女性版バルセロナと謳われた、なでしこ流の華麗なるパスサッカーも研究され、自らのチームに落とし込んだりと対策は練られています。
絶対的な支柱であった澤選手も当時の輝きに陰りが見え始めている事も否めません。でも、この4年間に身に付けた進化を見せるのは今です! 最高のパフォーマンスを発揮し、栄光の場に立っている貴方達をもう一度見たい。いや、見せて下さい。遠い異国の地で頑張る貴方達を日本から応援しています。

2015年6月8日(月)
『感動や勇気』
今日も気温の割に風が強く体感的には涼しくて、仕事終りには雨もパラパラと降り出してきました。
さて、欧州チャンピオンズカップから名称も変わり、参加チーム数も増えた分、決勝戦までの道のりは格段に狭き門となっている欧州チャンピオンズリーグ。そんな中で5回目の優勝を飾ったFCバルセロナ、ここ10年間で4回の優勝は凄い事だと思いますし黄金期でしょう。これで5回以上優勝したクラブの仲間入りを果たしました。FCバルセロナ以外のクラブはレアル・マドリー・10回 ACミラン 7回 FCバイエルン・ミュンヘン 5回の3クラブです。こうやってみるとレアル・マドリーの10回は凄すぎます。
ところで、同じ日に行なわれた テニスのグランドスラムである全仏オープンでは、男子シングルス決勝が行われ、第1シードで世界ランク1位N・ジョコビッチ選手の全仏初制覇、さらに史上8人目となる生涯グランドスラム達成なるかと注目されましたが、第8シードS・ワウリンカ選手に阻まれました。
今シーズンはクレーコートでは負け無しでしたし、準々決勝で過去10年で9度の優勝を誇るクレーキングの異名を持つラファエル・ナダル選手を簡単に退けた試合を見ていると、これで全仏初制覇は決まったなと思ったんですけどね。まさにスポーツは筋書きの無いドラマ、勝負は下駄を履くまで分からないを地でいく結果となりました。そうやって考えるとスポーツって凄いです。見ている大勢の人に感動や勇気を与えてくれます。

2015年6月7日(日)
『最強王者』
ドイツ・ベルリンのオリンピアシュタディオンを舞台に行なわれた欧州チャンピオンズリーグ決勝戦。国内のリーグ戦とカップ戦を制したイタリアのユヴェントスとスペインのバルセロナが、ともに8度目となるCL決勝に駒を進めました。結果はバルセロナが3−1で制し、4年ぶり5回目の優勝を果たし2009年以来、史上初となる2度目の3冠を達成しました。今季就任したルイス・エンリケ監督、CL決勝トーナメントでは、マンチェスター・シティ、パリ・サンジェルマン、バイエルン、ユベントスとイングランド、フランス、ドイツ、イタリアの昨季王者を全て撃破しました。
イタリア王者を上回る守備力に前線の全選手が得点に絡む攻撃力というある意味、ストレートな強さを持って現在の欧州サッカー界において最強の称号を手にしました。
これで12月10日から20日にかけて日本で開催されるFIFAクラブ・ワールドカップ2015の出場が決定しました。
前回、バルセロナがクラブW杯に出場した時の決勝戦の相手は南米王者サントスでした。その時に主力だったネイマール選手はバルセロナに子供扱いされて敗れました。試合後、ネイマール選手はバルセロナに移籍したいと語り、その言葉通りになりました。そして、今回そのバルセロナの選手として欧州チャンピオンに輝きました。これで、南米、欧州両大陸での王者となりました。因みに過去に7人の選手が達成しており、ネイマール選手で8人目です。次は女子のW杯・カナダ大会に注目が集まります。

2015年6月6日(土)
『決戦の時』
世界中のサッカーフリークが待ちに待ったビッグゲームが、日本時間の明日未明にキックオフします。
ドイツ・ベルリンで行なわれる欧州チャンピオンズリーグ決勝戦、イタリアのユヴェントスとスペインのバルセロナが激突します。ともに国内リーグとカップ戦を制覇し、3冠に王手を掛けています。
決勝進出が12年振りのユヴェントスとこの10年で最も多くのタイトルを手にしたチームであるバルセロナとでは圧倒的にバルセロナの有利は否めません。しかし、ユヴェントスの守護神、ブッフォン選手は、前日の記者会見で「簡単に生け贄になるつもりは無い」と発言しました。確かに戦う条件は同じなんですから、絶対と云う事はありません。どちらの頭上に栄冠が輝くのか今から楽しみです。
そして、もう1つ、サッカーの女子W杯・カナダ大会も、6日(日本時間7日)に開幕します。
全7大会出場で、史上2チーム目の連覇を狙うC組の日本代表(なでしこジャパン)は8日午後7時(同9日午前11時)からバンクーバーでスイスとの第1戦に臨みます。英国・BBCが、日本の澤選手をレジェンドと紹介する等、注目が集まっています。当分、眠れない夜が続きます。

2015年6月5日(金)
『欧州移籍』
今日は天気予報通りに午後1時半頃から雨が降り出しました。3日に引き続き、植物や野菜には恵みの雨となった事でしょう。でも、個人的な願いを云うと3時半過ぎまで降り出すのを待っていて欲しかったです。
そして、日本サッカー界から一人の才能ある若者が、欧州に活躍の場を求めて旅立つ事になりました。
J2京都の下部組織出身で「古都のネイマール」の異名も持つU―19日本代表MF奥川雅也選手が6月16日付けでオーストリア1部リーグの強豪、ザルツブルクへ完全移籍する事になりました。
今季からトップチームに昇格した奥川選手には、今年2月にイングランドのリバプール、ドイツのレバークーゼンと今回移籍が決まったオーストリアのザルツブルクからも正式オファーがあったそうです。その時点では右中足骨骨折からのリハビリ中とあって、本人が京都でのプレーを選択していました。ただ、オファーに対する回答は保留状態にしてあったので今夏に欧州移籍を選択する可能性は残っていました。京都は現在22チーム中16位に低迷している時だけに苦渋の選択だったと思います。
ザルツブルクには今年1月にU―22日本代表FW南野拓実選手がC大阪から移籍しているので、その辺の所も安心してプレー出来るのではないでしょうか。

2015年6月4日(木)
『思わぬ出会い』
今朝は台風並みの強風が吹き荒れ、仕事を始める時にもう一枚上着を羽織りました。それ位体感的に涼しかったです。
さて、昨日はお休みでぷらぷらと浜松市方面に出掛けました。目的は以前伺って味がもう一歩と感じていた蕎麦屋の再訪と「豆屋ヤマガラコーヒー」で珈琲ゼリー用の豆を購入する事です。
目的の蕎麦屋に到着すると店舗はもぬけの殻で閉店した模様、仕方なく天竜区二俣町の「豆屋ヤマガラコーヒー」に向かう事にしましたが、こちらももぬけの殻です。私は未だにスマホでは無くガラケーなので、自分のHPを調べる術を持っていません。ここで「ヤマガラコーヒー」の豆を使っているお店、konohi に電話をして連絡先を教えて貰いました。お店に電話を入れて、移転先の場所を聞いて何とか伺う事ができました。それにしても立て続けに2軒もぬけの殻だと凹みますね。
当初の予定ではこの後、日光の天然氷を使っているお店に行って今年初のカキ氷を食べるつもりでしたが、そんな気分じゃ〜ないねとやめにしました。だったら気分直しに、美味しいタルトケーキを食べに milou へでもとハンドルを切りました。走り出して直ぐに、道端の小さな看板にふと目が吸い寄せられました「お茶の間 のおと」なんじゃそりゃ〜と私のアンテナにビビッと反応がありました。こういった反応があったら、戻ってでも立ち寄るのが「そば横スタイル」なんです。細い道を進んで行くと在りました。趣のある古民家が1軒。いい感じのオーラが出ています。
詳細については後日、コンテンツに纏めますのでそれまで楽しみに待っていて下さい。

2015年6月3日(水)
『老害・遅い決断』
今日は朝から久し振りの雨! 連日の猛暑に悲鳴を上げていた草花達もひと息つけた事でしょう。
さて、国際サッカー連盟(FIFA)のゼップ・ブラッター会長が2日、チューリヒで緊急会見を開き、辞意を表明しました。1998年から会長を務めるブラッター氏は、先月29日に行われた会長選で5選を決め、強気を貫いていましたが、FIFA幹部らが起訴された汚職事件を受け辞任圧力が強まっていました。ブラッター氏は会見で「FIFAは大規模な改革が必要だ」とし、新たな会長を選ぶ選挙を早期に行うべきとの考えを示しました。
次期会長選の時期は2015年12月にも行われる予定で、AFP通信によると、5月29日の会長選挙にも出馬したヨルダンのアリ王子が、再び出馬する見通しです。
また、ブラッター会長の再選に反対していたイングランドサッカー協会は、「はじめの1歩にすぎないが、FIFAにとっても、サッカー界にとっても、良いニュースだ」と、ブラッター氏の辞意を歓迎する声明を発表しています。
自身は身の潔白を主張していましたが、捜査を進めている米検察当局が、ブラッター会長の側近であるバルク事務局長が1000万ドル(約12億円)の賄賂送金を行ったと公表している事からみても、捜査の火の粉が自分にも降りかかって来ると諦めたのでしょう。独裁的権力者は地位と権力にしがみつくものです。裸の王様は決断が遅く晩節を汚しましたね。

2015年6月2日(火)
『民意を尊重せねば』
九州地方では梅雨入りしたそうですが、連日の猛暑に幾分イラっとしています。まだ6月になったばかりですが、気分的には盛夏と云いたい位です。
さて、話はガラっと替わりますが、全国的な注目は無かったように思いますが、中部地方では結構な注目を集めていた事案の結果が出ましたね。
それは何かと云いますと、5月31日に行なわれた『新城市の新庁舎建設を巡る住民投票』の事です。
全く新城市に関係が無い方が殆どだと思いますので事の顛末について少々説明させて貰います。
穂積市長から新城市の新庁舎建設計画が市議会に提出され、内容は建設面積を確保する為に市道を付け替えた上で、新庁舎は5階建ての総事業費約50億円の計画でした。これに対し、ある調査で「消滅可能性都市」の1つとされる等、人口減少や将来の税・財政負担を懸念する反対派の市民団体が、現計画に反対し規模縮小を求めた事が発端です。
反対派は1992年建築の別棟を残して活用し、新庁舎は「3階建て30億円に」と訴えていました。
規模縮小を求め9000筆を超える署名を集めた市民団体に対し、3月に住民投票条例を成立させた市議会、規模縮小を求める反対派に同調する市議は18人中3人しかおらず、2月に署名が集まるまでは「住民投票は必要無い」との意見が大勢を占めていました。署名の多さに押されて住民投票で民意を問う事になりましたが、市議会は姑息にも市民団体が求めた「規模縮小」の言葉を投票用紙から外し「市道東新町桜淵線の路線の変更」を再度見直すかどうかを問う内容としました。又、「庁舎の大きさなどの具体的な争点を外した事で、結果がどちらに転んでも市の都合の良いように解釈される可能性を残しました。
とまぁ、これが今までの経緯です。投票結果は規模縮小を求める人が1万2899票と多数を占め、賛成派の9759票を上回りました。因みに18歳以上の当日投票有資格者は4万819人で投票率は56.23%でした。条例は市長と市議会に結果を尊重するよう求めており、計画を推進してきた穂積市長は開票後の記者会見で「結果を重く受け止め、新たな見直し案を示したい」と述べました。
これこそ民主主義の勝利だと私は思うのです。後は、どのような見直し案が提示されるのかが、今後の焦点になります。
それに比べると、国民の生命の根幹を揺るがしかねない憲法九条の改正や集団的自衛権の行使などの重要法案を大した議論も重ねずに、閣議決定で決めようとする安倍首相の政治手法は危険極まりないと思ってしまいます。

2015年6月1日(月)
『遂に世界デビュー!』
今日も蒸し暑い一日でしたね。どれだけ水分補給をしても、足りない感が付いて廻ります。
さて、一昨年のB−1グランプリ・豊川大会での成功を体験を基に、今度は世界に飛び出すぞ!と、豊川市のまちおこし団体「『豊川いなり寿司』で豊川市をもりあげ隊」が、先日行われた今年度の総会で、新規事業として海外イベントに出店する方針が発表され承認されました。
現在イタリア・ミラノで開催中の国際博覧会で、8月4日から8日まで「あいち・なごやフェア in ミラノ」が展開されます。その中で、もりあげ隊のブースを出店するというものです。
ミラノと云えば、ACミランやインテル・ミラノ等、サッカー好きで無くとも知っている南欧屈指の都市であり、ファッションの流行発信地でもあります。こんな場所でいなりんがいなり寿司を提供するなんて、笑っちゃ〜イカンけど、笑えます。でも、日本のアニメが大人気の欧州なら、案外すんなりと受け入れられるかも知れませんね!(笑)


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